ABOUT
私たちは日本の「入学金制度」のあり方や高等教育の置かれた状況に問題意識を持つメンバーが集まり結成された緊急行動です。
メンバーは10代から20代の若者有志で、私たちの生きる社会をより良いものにしていくために学んで行動していきます。
※約3年間の休止を経て、2024年6月1日に活動を再開しました。活動再開に伴い、団体名を「入学金納入時期延長を求める 学生有志の会」から「入学金納入時期延長を求める 有志の会」へと変更しております。
私たちの問題意識と要求
日本の受験生は入学しない大学に平均で30万円も払っているというデータがあります。
私たちが東京都にある大学について調査したところ、私立大学では実際に2月中に納入期限が来る入試方式が42%ありました。
国公立大学など、3月に合格発表がある大学を第一志望にした場合、入学しない大学に入学金を払うのが難しい受験生は、42%の入試方式を選択肢から外す必要があるということです。国公立大学の前期日程の合格発表日は(1番遅い大学で)3月10日ですが、それ以前に入学金の納入期限が来る入試方式は68%ありました。
国公立大学の後期日程の合格発表日は(1番遅い大学で)3月23日ですが、それ以前に入学金の納入期限が来る入試方式は91%に上ります。
入学しない大学にも入学金を払う必要がある、今の仕組みが受験生の選択肢を狭めています。
よって、私たちは大学と国に、以下のことを求めます。
【大学へ】
入学金の支払期日は、3月末にしてください。
せめて、納入期限は受験前に公表してください。入学しない大学に入学金を払わなくていいようにしてください。
貧しい家庭に生まれた人にも、挑戦の機会が平等に与えられるよう、仕組みを変えてください。
【国へ】もし私立大学が「入学しない学生から取る入学金」なしで経営できないのであれば、国が高等教育への支出を増やすか、学生個人への支援を手厚くし、この現状を改善してください。
NEWS
他の投稿ACTION
私たちが現在行っている活動を紹介します
実態調査
入学金による受験機会の不平等を明らかにするため、実態調査を行います。
2024年6月1日よりクラウドファンディングをスタートしました。
Q&A
よくある質問
今までの活動の中でいただくことが多かった質問と、それに対する私たちの考えを「よくある質問」としてまとめました。
お問い合わせ
ご不明な点やご質問がありましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。
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